大東銀行カードローン「プレミアムD」の審査の流れ

大東銀行は、福島県郡山市に本店を置く、地域密着型の銀行です。

平成29年7月3日より、大東銀行カードローンは「スマイルポケット」から「プレミアムD・プレミアムDプラス」へと新しく生まれ変わりました。

従来よりもサービス内容が充実し、口座が無くてもWEBや郵送のみで契約がおこなえるようになりました。

この記事では、大東銀行カードローン プレミアムDの「審査基準」から「審査の流れ」までを解説しています。

大東銀行カードローン「PremiumD」の基本スペック

大東銀行カードローン「PremiumD」

金利 融資額 利用対象
年2.9%〜14.5% 10〜1,000万円 20〜69歳まで
即日振込融資 土日祝日 web完結
◯(大東銀行の口座がある場合) ×

※大東銀行カードローンは、営業エリア内(福島県、栃木県、埼玉県、東京都)にお住まい・勤務先のいずれかに該当される方に限られます。

大東銀行カードローン「プレミアムD」のメリット・デメリット

大東銀行カードローン|メリット・デメリット

プレミアムDのメリット

  • 30日間の無利息サービスが受けられる
  • プレミアムDプラスとは違い、来店不要で借り入れがおこなえる
  • 口座を持っていれば即日振込融資に対応してもらえる
  • 保証会社が3社になるから、審査に落ちづらい
  • パート・アルバイト・主婦・年金受給者でも借り入れ可能
  • ATMの利用手数料が無料

プレミアムDのデメリット

  • 利用地域が福島県、栃木県、埼玉県、東京都に限定される
  • 口座を持っていないと融資までに2週間ほどかかる

総評!「口座を持っているなら利用するべきカードローン」

大東銀行カードローンのプレミアムDは、プレミアムDとは違い来店不要で全ての手続きが完了するので、大変利用しやすい内容となっています。

大東銀行の普通預金口座を持っていると、申し込み当日の振込融資に対応してもらえるスペックの高さがありますが、口座を持っていないと振込融資には対応してもらえません。

口座がない場合は、ローンカードが自宅に到着するまで融資が受けられませんので、申し込みから借り入れまで2週間ほどかかります。

大東銀行カードローン「プレミアムD」の審査基準

大東銀行カードローン「プレミアムD」の審査基準

パート・アルバイト・主婦・年金受給者でも審査可能

大東銀行カードローン「プレミアムD」は、パート・アルバイト・主婦・年金受給者でも審査可能となります。

収入のある主婦はもちろん、配偶者に安定した収入がある主婦でも融資が受けられます。

保証会社が3社になるから審査落ちしづらい

大東銀行カードローンは、「大東クレジットサービス」「オリックス・クレジット」「SMBCコンシューマーファイナンス」のいずれかの保証会社が審査をおこなっていきます。

3社の保証会社から審査がされるのは難易度が高くなるように思われるかもしれませんが、いずれかの審査に通過すれば融資可能と判断されるので、審査落ちしづらくなるメリットがあります。

まずは、大東クレジットサービスとオリックス・クレジットが審査をおこなう

この2社から、融資不可と判断されると…

SMBCコンシューマーファイナンス(株)が審査をおこなう

大東銀行カードローンは、まず大東クレジットとオリックスクレジットが審査をおこない「可否」を判断します。

この際に「否=審査落ち」と判断された場合は、SMBCコンシューマーファイナンスに審査がバトンタッチされます。

前者の2社で審査落ちしても、最終的にSMBCコンシューマーファイナンスの審査に通過すれば融資が受けられることになるので、通常のカードローンよりも審査に落ちづらくなると考察されます。

大東銀行カードローンの必要書類

10〜50万円 本人確認書類
60〜500万円 本人確認書類、所得証明書類

※大東銀行カードローンは10万円単位の借入となります。

本人確認書類

本人確認書類として、運転免許証、パスポートのいずれか一点の書類提出をおこなっていきます。

所得証明書類

借入希望額が50万円を超える場合は、源泉徴収票、住民税決定通知書、課税証明書等のいずれか1点の提出が必要になります。

なお、会社役員・自営業者の場合は、住民税決定通知書、納税証明書等のいずれか1点の提出になります。

大東銀行カードローン「プレミアムD」の審査の流れと在籍確認

大東銀行カードローンの審査の流れと在籍確認

web申し込み

web申込後から保証会社による審査がおこなわれます。

まずは、大東クレジットサービスとオリックス・クレジットが審査をおこなって融資不可の判断がされた場合は、SMBCコンシューマーファイナンスが引き継いで審査をおこなっていきます。

仮審査の結果がメールまたは電話である

仮審査の結果は、電話またはメールで早ければ申し込み当日にあります。

審査結果が早々に返ってこなかった場合は、恐らくSMBCコンシューマーファイナンスが審査をおこなっているのだと考察されます。

大東銀行カードローンは、遅くとも2〜3営業日ほどで仮審査の結果が分かります。

在籍確認がおこなわれる

審査申し込み受付後に、保証会社から勤務先に在籍しているかを確認するための電話連絡がおこなわれる場合があります。

必要書類の提出

必要書類は、携帯やデジタルカメラで撮影し、専用のサイトにアップロードしていきます。

わざわざ郵送やFAXなどで送付する必要がないので、必要書類の提出は簡単におこなえます。

利用限度額内の借り入れがおこなえる

大東銀行カードローンは、早ければ申し込み当日に利用限度額内の借り入れが何度でもおこなえるようになります。

口座あり

口座がある場合は、ローンカード到着前に手持ちの大東銀行の普通預金口座に、利用限度額内の融資金を振り込みしてもらえます。営業時間内であれば、審査通過当日の振り込み融資も可能です。

口座なし

口座がない場合は、ローンカード到着後に利用限度額内の借り入れがおこなえるようになります。残念ながら口座を持っていないと振り込み融資に対応してもらえませんので、融資が受けられるまでに2週間ほどかかります。

大東銀行カードローンは今日中に借り入れがおこなえる?

大東銀行カードローンは、大東銀行の普通預金口座を持っていれば、ローンカード到着前の振込融資に対応してもらえるため、申し込み当日にお金を借りられることがあります。

土日祝日は、休業日になるので即日融資は不可となります。

なお、口座を持っていない場合は、ローンカード到着後に利用限度額内の借り入れがおこなえるようになるため、申し込み当日の借り入れに対応してもらえません。

大東銀行カードローンの郵送物の有無

大東銀行カードローンは、契約手続完了後に自宅にローンカードと契約書類が送られてきます。

郵送物は送られてきますが、カードローンという記載のない封筒に入れて送られてくるため、プライバシーに配慮されています。

大東銀行カードローン「プレミアムD」の返済方法

大東銀行カードローン「プレミアムD」の返済方法

大東銀行カードローンは、毎月5日に最低返済額分の引き落としがおこなわれます。

プレミアムDの最低返済額について

借入残高 最低返済額
1,000円未満 借入残高の全額
1,000〜10,000円 1,000円
10,001〜100,000円 2,000円
100,001〜200,000円 4,000円
200,001〜300,000円 6,000円
300,001〜400,000円 8,000円
400,001〜500,000円 10,000円
500,001〜1,000,000円 20,000円
1,000,001〜2,000,000円 30,000円
2,000,001〜3,000,000円 40,000円
3,000,001〜4,000,000円 50,000円
4,000,001〜5,000,000円 60,000円
5,000,001〜1,000,000円 70,000円

たとえば100万円の借り入れをしたら、毎月20,000円が口座から引き落とされることになります。

大東銀行カードローンの「プレミアムD」は、毎月の返済額が低く設定されているため、負担なく返済がおこなえます。

プレミアムDの返済方法

大東銀行のカードローン「プレミアムD」は、毎月5日が返済日になります。

口座振替 毎月5日に自動的に引き落としがされる
提携ATM コンビニATMより追加返済がおこなえる

大東銀行カードローンは、提携ATM(コンビニ等)から追加返済がおこなえます。

提携先のコンビニから返済をおこなっても利用手数料が無料なので、大変返済がしやすいです。

大東銀行カードローンの金利について

大東銀行カードローン「プレミアムD」は、審査によって金利が決定されます。

利用限度額 Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型
〜1,000,000円 6.0% 10.0% 14.5%
1,000,001〜2,000,000円 5.5% 9.5% 14.0%
2,000,001〜3,000,000円 5.0% 9.0% 13.5%
3,000,001〜4,000,000円 4.0% 8.0% 12.5%
4,000,001〜5,000,000円 2.9% 6.0%
5,000,001〜1,000,000円 2.9% 4.5%

※大東銀行カードローンは10万円単位の借り入れになります。

大東銀行カードローンは、金利固定型であり金融情勢に応じて金利が変動することはありません。

保証会社による審査で「Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型」が判断され、数字が小さくなるにつれて金利も安くなります。

審査を受けてみないことには、どのタイプの金利になるかどうか判断できませんが、恐らく正社員や年収の高い人であれば最も低金利に借り入れがおこなえる「I型」になるのではないかと考察されます。

その他の大東銀行カードローン「PremiumD」のポイント

大東銀行カードローンは総量規制対象外?

大東銀行カードローンは、総量規制対象外になります。

以前まで総量規制対象外の銀行カードローンは、「年収の3分の1以上の借り入れもOK」という広告表記がされていましたが、こうした行き過ぎた融資姿勢が問題となり、現在は自主的に貸付額を年収の3分の1までに引き下げています。

大東銀行のカードローンも例外ではなく総量規制の表記が削除され、利用限度額を制限している状況にあります。

大東銀行カードローンで総量規制以上の融資を受けるのは、難しいと思っておいたほうがいいでしょう。

「プレミアムD」と「プレミアムDプラス」の違い

大東銀行の個人向け無担保ローンは、「プレミアムD」と「プレミアムDプラス」の2タイプあります。

プレミアムD プレミアムDプラス
融資額 10〜1,000万円 10〜500万円
金利 年2.9%~14.5% 年4.5%〜14.0%
web完結 ◯可能 ×(不可)

当サイトでは、プレミアムDプラスは正式契約の際に本支店への来店が必要になるという理由から、より利用がしやすいプレミアムDをおすすめしています。

プレミアムDであれば、来店・口座開設などが不要で、インターネット上で契約手続きが完了します。

大東銀行カードローン「PremiumD」の貸付条件
融資額 実質年率 利用対象
10〜1,000万円 年2.9%~14.5% 満20〜70歳以下
遅延損害金 返済期間 返済方式
不要 残高スライド方式
担保・保証人 保証会社
1年毎の自動更新 (株)大東クレジットサービス・オリックス・クレジット(株)・SMBCコンシューマーファイナンス(株)
大東銀行のカードローン「PremiumD」は、口座を持っていないと借り入れまでに2週間以上かかります。

また、保証会社3社が審査をするため結果が分かるまでに時間がかかる場合があります。

特別に大東銀行を利用する理由がないのなら、アコムのように融資に前向きなカードローンを検討されてはいかがでしょうか。